【書籍紹介】日本の名作にふれよう!④おゆみ野・鎌取駅前・ちはら台校

2019年11月06日

トライプラス鎌取駅前校の駒野です。

今回は読書感想文の定番!芥川龍之介の「蜘蛛の糸」をご紹介します。

蜘蛛の糸

767ef615e29f34449d00ce4968fcf098

「蜘蛛の糸」(くものいと)は、芥川龍之介の児童向け短編小説)です。


芥川龍之介のはじめての児童文学作品で、1918年に発表されました。


アメリカ作家で宗教研究者のポール・ケーラス(英語版)の『カルマ』の鈴木大拙による日本語訳『因果の小車』の中の一編が材源とされています。

ある日のこと、極楽の蓮池の周りを散歩していたお釈迦様は、ふと池の中をご覧になった。澄み切った水を通して映し出されたのは、地獄で苦しむ亡者どもの姿。

その中にカンダタという男がいた。

生前は大泥棒として悪事の限りを尽くした男だった。

 

お釈迦様はこのカンダタも、たった一つだけ良いことをしたと思いだされる。

極悪人のこの男も、ある時蜘蛛の命を奪わずに助けたことがあったのだ。

何とかこの悪人を救い出そうと、お釈迦様は極楽の蜘蛛の糸を蓮池から下ろされた。

血の池地獄で溺れ苦しむカンダタは、目の前に銀色の細い糸が垂れてきたのに気づく。

「これさえあれば助かる。地獄から抜け出せるかもしれん。」そう考え、彼は極楽目指して糸を上っていった。

 

遥か上まで登り、カンダタが一息をついていると、地獄の亡者たちがこぞって細い糸を上ってくるではないか。

焦りに焦り、糸を振ってなんとか亡者を振り落とそうと試みる。

 

なおも上ってくる罪人たちに、「これは俺のものだ」と叫んだ、そのとき。プツリと音を立てて、糸は切れてしまう。

カンダタはくるくると回りながら、真っ逆さまに血の池地獄に落ちていった。

 

この一部始終を見ていたお釈迦様は悲しそうな顔をなさると、再び極楽をぶらぶらと歩いていくのであった。

物語の中でカンダタは自分が助かるために他人に厳しくあたってしまいます。

 

そしてその行為は蜘蛛の糸が切れるという形で自分にって来ました。

 

自分に余裕があるときは他人に手を差し伸べますが、余裕がないと他人に厳しく当たってしまう。

 

みなさんにはそのような経験はないでしょうか。

 

カンダタと同じ状況に立たされた時、どのように行動できるでしょう。

 

カンダタ=私たちの姿、というように置き換えこの物語を読んでみると新たな発見があるかもしれません。

 

短く読みやすい文章です。ぜひ一度読んでみてはいかがでしょうか。

 

以上トライプラス鎌取駅前校の駒野でした。