【書籍紹介】日本の名作にふれよう!@おゆみ野・鎌取駅前・ちはら台校

2019年06月07日

こんにちは!トライプラスおゆみ野校の雨宮です。

今日は、文豪作品をテーマに本を紹介していこうと思います。

文豪作品のイメージ

皆さんは、小説を読んだりはするでしょうか。

恐らく、多くの人が何かしら小説の類を読んでいると思います。


恋愛小説や歴史小説、最近はライトノベルなども流行っていますね。

しかし、日本の歴史的な文豪小説を読んだことのある学生は、あまりいないのではないでしょうか。


その理由として思い浮かぶのは、何かとっつきにくい、古臭い、読んでも面白くなさそうというイメージがあると思います。

 

でも、日本の文豪小説家の作品が、なぜ長く読まれ、愛されているか。その理由は、誰もがそこで登場する人物たちの姿に自分自身の「人生」や「心」を投影してしまうからだと思います。


今回は、普段日本の文豪小説を読まないであろう学生たちにその面白さと魅力を伝えたいと思います。

不朽の名作・こころ

トライプラス こころ 夏目 国語

今回紹介するのは、夏目漱石の『こころ』です。

多くの人は彼の名前と作品を一度は耳にしたことがあると思います。

 

ですが、具体的にどんな作品かを知っていたり、実際に読んだことのある学生は少ないと思います。

 

この『こころ』という作品は、一言で言い表わせば「愛憎満ちる、三角関係恋物語」と言っても良いでしょう。


概要をお伝えしようと思います。

恋多き青年たちの熱い想い。

主人公である先生こと「私」はある日、下宿先のお嬢さんに恋をします。


しかしあろうことか、ともに下宿で暮らす親友「K」も、お嬢さんに恋をし、あまつさえ告白しようとしていることを「私」は彼から相談され知ってしまいます。


この「K」、実家は寺院ということもあり堅物のマジメ系。遊んだり恋愛をするような人間に対し「精神的に向上心のないものはバカだ」と言う始末。

 

思春期真っ只中の「K」もその例外ではなかったのです。


お嬢さんに惚れてしまったことで愛に生きようとする「心の情熱」と、自分自身の生き方を貫くために自らを律しようとする「信念」との間に「K」はもがき、葛藤する。


さて、皆様が「私」の立場ならどうするだろうか。

 

「親友に先んじて好きな人に告白する」ことで自らの想いを大切にする生き方か、それとも「親友の恋路を応援する」という儚いながらも清い生き方か。

 

「自分が大切にしたいもの」そんな価値観を問われるのが、本書『こころ』の魅力だと私は思います。


「私」が決断を下すとき、どんな未来が待っているのか……..。その答えを、「私」が選択した未来を、本書を通じて知ってみてはいかがでしょうか。