【書籍紹介】日本の名作にふれよう!-芥川龍之介-@鎌取駅前校

2020年02月03日

こんにちは!トライプラス鎌取駅前の駒野です。

学年末は受験や定期試験があり、慌ただしいですね。

春休みはゆっくりしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。

新年度に向けてゆっくりするのもいいですが、読書を通して新しい世界に触れてみるのもオススメです。

今回はそんな読書にオススメのものとして、文豪「芥川龍之介」の作品をご紹介させていただきます!

高校生の教科書に載っている『羅生門』の作者、芥川龍之介

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芥川龍之介の代表作の一つに『羅生門』という作品があります。この作品は高校一年生の多くの教科書に掲載されており、黒澤明監督の映画などにもなった非常に有名な文学作品です。

羅生門はこんな一文から始まります。

「ある日の暮方の事である。一人の下人が、羅生門の下で雨やみを待っていた。」

高校生は、大学入学を前に「そういえば教科書に載っていたなぁ」という作品に触れてみると、改めてなにか気づくことがあるかもしれません。

また、これから高校に入学するという生徒も自主的に読んでみると、きっと授業が楽しくなりますよ!

『蜘蛛の糸』

「或日の事でございます。お釈迦様は極楽の蓮池のふちを、独りでぶらぶら御歩きになっていらっしゃいました。」

こちらは、お釈迦様のいる世界を中心に始まる『蜘蛛の糸』冒頭の一文です。

『羅生門』や『河童』などは中学生から高校生を中心に目に触れることの多い作品ですが、『蜘蛛の糸』は小学生にとっても読みやすい物語にもなっていますよね。

三部構成となっており、極楽にいるお釈迦様の世界が描かれた一、三部と、カンダタという盗賊が堕ちた地獄の世界の二部で成り立っています。

二つの視点が俯瞰して描かれることで、物語には客観性が生まれます。

お釈迦様の行動にはどういった意味があったのか?カンダタはどうするべきだったのか?など

非常に奥が深く、考えさせられる作品です。

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『杜子春』

「或春の日暮です。唐の都洛陽の西の門の下に、ぼんやり空を仰いでいる、一人の若者がおりました。」

『杜子春』は、この物語の主人公である杜子春という若者を中心に展開されます。

仙人のもつ不思議な能力で自分の願いや目標を叶えようとする杜子春は、幸や不幸を学びながら無限の物語に身を投じていくという何とも不思議なお話です。

実は芥川の書いた『杜子春』は、中国に伝わる同題のお話を童謡向けに改変したものになっているようです。

物語の途中で「あれ?無限ループ?」と思いきや、最後にはきちんとした結末があります。

興味のある方は、ぜひ読んでみてください。

まとめ

お気づきの方もいらっしゃるとは思いますが、今回紹介した芥川の作品群は

ある日、ある時、ある場所、主人公が という要素が非常に明確になっています。

教訓ともとれる寓話的な要素が強い作品なので、「もし自分が同じ立場だったら」と考えながら楽しむのもいいですね!