こんにちは!トライプラス鎌取駅前校の駒野です。
テレビやラジオなどのメディアでは標準語が使われていますが、日常生活の中ではその地方特有の方言が使われることがあります。
2020年10月10日
こんにちは!トライプラス鎌取駅前校の駒野です。
テレビやラジオなどのメディアでは標準語が使われていますが、日常生活の中ではその地方特有の方言が使われることがあります。
関東地方は東京の都会のイメージから、言葉は標準語だと思われがちです。
しかし、関東地方にもその地域でしか使われていない方言が多く存在します。
あおなじみ(千葉県・茨城県など)
主に千葉県や茨城県で使われることが多い「あおなじみ」には「青あざ」という意味があります。
例:階段で転んで、足にあおなじみができた。
ごじゃっぺ(茨城県・栃木県など)
主に茨城県や栃木県の北関東で使われることが多い方言です。
「ごじゃっペ」には「バカ」「いい加減」といった意味合いがあります。
仕事や勉強をちゃんとやらない人や約束を守らない人に使いたくなる言葉ではないでしょうか。
例:君はごじゃっぺ(いい加減)だから大切な仕事は任せられない。
例:おみゃー(あなた)は本当にごじゃっペ(バカ)だな~。
おいねー(千葉県・神奈川県など)
「おいねー」とは「いけない」「まずい」「困った」という意味があります。
例:そんなことしたらおいねー(いけない)よ。
関東地方の方言を少しだけ紹介しましたが、他の地方には、
ケッタマシーン(岐阜県・愛知県など)
→「自転車」の意味
はんごろし(富山県)
→「おはぎ」の意味
などのインパクトの強い方言が多くあります。
方言には標準語に近い言葉もあれば、原形をとどめていない言葉まで様々なものがあります。
これが方言の面白さであり、奥深いところではないでしょうか。
方言には、地域それぞれの歴史や特色、個性があります。
何気なく使っている言葉が、実は地元だけのものであり、他の地域では伝わらないものかもしれません。
方言から日本語の面白さ、美しさを感じるのも「国語」を勉強する楽しみの一つであると思います。