【注目記事】2021年教科書改革『理科』『社会』編

2020年11月27日

こんにちは!トライプラスおゆみ野校の雨宮です。

本日は、前回に引き続き、教科書改革の内容についてお話させていただきます。

『理科』教科書はこう変わる!

・新教科書は現行版以上に、実験観察の目的や手順、予想や仮説など、プロセスを重視した作りに

生徒たちや先生などとの会話が多いため、読解力が要させるとともに、知識事項の整理が容易ではない構成となる。

・これまでの中1「植物」2年「動物」の流れが、中1「分類と作り」2年「器官の働き」へ再編。内容的には中2が重たくなった印象。

これまで、物理分野の中1「圧力」が地学分野の中2「大気圧」へ移動し「水圧」と「浮力」は中3へ移行することになった。

・もっとも影響の大きい追加内容が中3科学分野の「ダニエル電池」従来の「ボルタ電池」の仕組みに加えてしっかりと扱われるため、今後の入試への影響は出てくる。

・例えば、東京書籍では、最近の「思考力系」入試問題を想起させるような、長い対話文を用いた問題が初登場。実験観察のプロセスを重視する傾向は、今後一層加速してくるだろう。

『社会』教科書はこう変わる!!

・社会では、地理歴史公民ともに、統計、資料、写真などの読み取りの視点が強化。例えば、「時差の計算」では、数学の学習単元などを示すなどの工夫もされている。

・選挙権が18歳に引き下げられたことから主権者教育の充実が図られている。また、PL法、電子マネーなどの消費者教育の視点も明確になっている。

・歴史が履修単位時間が5時間増加。ギリシア・ローマ文明、モンゴル帝国の拡大、ムスリム商人の活躍など、おもに近代以降の内容が充実される。

・突起すべきなのはすべての分野でSDGs関連の記述が加わったこと。この視点は国語の作文問題、英語の意見作文、社会の記述問題などのテーマと合致するものが多いため、入試対策としては重要になってくる。