【高校受験】千葉県公立入試 出題範囲の削減について

2020年07月15日

こんにちは!トライプラスちはら台校の梶田です。

7/15に教育委員会から発表された公立入試の出題範囲に関する内容について記事を書いていきます。

 教育委員会の発表ページはコチラ

ページ内のPDFファイルに記載があります。

出題範囲の変更

英語と国語については変更がなく、従来と同じ出題範囲になります。

そのため、受験勉強としてやらなくてはならないものは変わりがありません。

出題範囲から除く単元があった教科は、

数学

理科

社会

の3教科です。そしてその内容は

「標本調査」

単元6 地球の明るい未来のために -自然と人間と科学技術-

1 章 自然環境と人間のかかわり p.258 p.291

2 章 くらしを支える科学技術

3 章 たいせつなエネルギー資源

※なお、第3学年で扱う実験の操作方法及び観察の手法については、 出題しないこととする。

第5章 地球社会と私たち p.167 p.204

終 章 より良い社会を目指して p.205 p.212

 

以上の単元になります。

どのような対策をしていくべきか?

出題範囲から除かれる内容の記事を確認していく中で私が思ったことは、

従来の入試対策と比較して、そこまで大きな影響はない

と、言うことです。

 

なぜならば、入試対策という観点から見ていくと

今回除かれた単元の出題頻度が少ないということからあげられます。

標本調査に関しては出題されるならば大問2の小問集合で出題されることが多いですが、

そもそも出題がない年度も多くあります。

三平方の定理をやらないという場合には、

図形問題や関数の問題への影響が大きくなっていましたが、

標本調査は他単元との関連性が薄い単元のため、大きな影響はないといえます。

 

自然環境と人間のかかわりについても数学の標本調査と同様に出題されない年度の方が多いです。

出題の例として大問1の小問集合の中で出題はあったものの

大問としてピックアップされていた年は直近の5年間を振り返ってもない。


しかし、

※なお、第3学年で扱う実験の操作方法及び観察の手法については、 出題しないこととする


という一文から、3単元における記述問題に制限がかかると考えられるので、

3の学習内容の出題単元は実験の手順や考察が問題に採用されにくい単元が選ばれる可能性があります。

 

公民内容が大問として扱われるのは2題分です。

その中で、多く取り上げられるのは政治や憲法・経済についてです。

そのため、大問として扱われていることがかなり少ない単元といえます。

また、除かれる単元の内容が歴史の現代と重なっている部分もおおくあるため、

歴史の方で戦後を扱った部分が多めに出題されることも考えられます。

出題範囲が除かれることで扱わなければならない単元が絞り込まれるので

限られた時間で扱わなければならないというプレッシャーがなくなる分

学校の先生にとっては良かったのかもしれません。

 

もともと、理社の出題範囲の削減については各分野において中3内容が出題されていない年もあるため、今回の削減による影響は小さかったともいえます。

さいごに

出題範囲から除かれることにより、受験勉強が楽になったということではありません。

なぜならば、除かれる単元は出題頻度が少ないということ

さらには、他単元との関連性も薄い単元であるということ

このことから、もし出題された時のために準備しておかなければならなかった単元の対策をしなくなっただけで、

入試のためにしっかりと対策をして臨んでいくべき単元は変わらないということです。

 

入試のために準備しておくべきことが変わらないということは、この夏の間にやっておくべきことも例年と変わらないということです!

つまり、今年は、コロナ禍という状況の中、夏休みが例年よりも短くなっていますが

今年の中3生にも昨年までと同等の勉強量が求められるということです。

夏の期間に学習しておくべき内容と勉強時間の目安としては

夏休み後に過去問を解いていけるようにできるかどうかです。

そのために、学習内容は夏までの学習内容の総復習

勉強時間の目安は1日4~5時間です。

勉強時間を確保していくことで勉強の基礎体力をつけるということです。

模試であれ、入試本番であれ、1教科2教科問題を解いたら疲れて集中が切れてしまうという状態では、自分のベストパフォーマンスを出すことはできません。

そのために、最後までやりきるための勉強のスタミナをつけなければいけないのです。

 

内容に関しては、まだフォローしていくことは可能かもしれませんが、

時間に関しては、登校日がある分、絶対的に時間の確保が難しくなっています。

この7月・8月の期間にどれだけの勉強時間を確保して取り組みをできたのかどうかが9月以降に過去問を解き始めた時の点数の伸びに大きく影響してきます。

厳しい日程ではありますが、学校があること、時間がないということを隠れ蓑にせず、

やるべきことをやりきることができれば

他の学年の人以上に今後の人生において得られるものが大きくなると思います。

「やれるかどうか」ではなく「やるかどうか」

一人では大変だけれども、仲間がいればきっと乗り越えられるはず!

みんなで励まし、競い合いながら頑張っていきましょう!