千葉県公立高校前期入試 理科講評@ちはら台、鎌取駅前、おゆみ野校

2020年02月16日

こんにちは!トライプラスちはら台校の梶田です。

2020年度の公立高校入試は、ここ数年続いている入試問題の易化傾向はまだ続いているように思えます。逆に言えば、上位の高校では80点、90点が当たり前に取れるようにならなければ厳しくなるかと思います。


中堅以下では、理科の得点を伸ばすことで逆転の芽を生み出すことができるかもしれません。


トライプラスに通っている生徒の自己採点を見ても、教室から渡している受験用教材のほかに、千葉県の過去問、近隣他県の過去問を解くなど、問題演習の量を増やしてやり切っていた生徒は高得点が取れていたように思えます。


それでは各大問ごとに見ていきましょう!


大問1【小問集合】

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定期テストでも出てくるような基本問題。

4)の人物を問われた問題は、ここ数年では珍しい出題だった。


大問2【身近な生物の観察:中1】

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(1)(2)は一問一答をやりこんでいれば問題なく解けたでしょう。


(3)は目盛りを活用して大きさの比較ができるかがポイント。


(4)数学の相似の知識を交えた科目横断型の問題のため、難しい問題といえたでしょう。

大問3【鉄と硫黄の化合:中2】

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(1)(3)は実験において問われる定番の問題。


(2)は中学理科において出てくる吸熱反応は

クエン酸と炭酸水素ナトリウム

塩化アンモニウムと水酸化バリウム

2パターンが主流のため、それが覚えられていたかどうかがポイント。

発熱反応は例が多いため、数の少ない方を覚えていくようにしていきましょう!


(4)は計算のため難しい問題といえますが、

質量比の問題の中で多くされる出題パターンのため、

見覚えのある人にとっては難なく解ける問題。

大問4【天体の運動:中3】

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(1)(3)は基本問題のため、ここを間違えると高得点は厳しい。

 

(4)は図示してみて、緯度が変わると地平線がどのように変わるのかを書いてみると理解しやすい。

 

このように文章で書かれているものを図に落とし込んで表すための力も養うようにしていこう!

大問5【物体の運動:中3】

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(1)は力のつり合いと定滑車について理解できているかどうか。

 

(2)力学的エネルギーが位置エネルギーと運動エネルギーの和ということが理解できていれば、記述は書けるでしょう。

 

(3)は中3で行う分力の作図と中1で出てきた力のつり合いの図示の複合問題。

作図関係は光の単元と力の単元からの出題が多い。

種類はそこまで多くないので苦手な人は、徹底して練習しておきましょう!

 

(4)は表から手で引いた力の読み取りと

3の力の大きさから重力と斜面に平行な向きの力の比をとることで求められる。

重力:斜面に平行な向きの力=Cの重力:手で引いた力で比例式を立てて解いていくことと!

このように定比例で変化していく問題は、比例式を立てて解けるように練習していくといいでしょう。

よく出題される例としては、

地震の初期微動継続時間と震源までの距離

化学変化

フックの法則

といったもので出されます。

 

大問6【地震:中1】

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(1)(2)は基本問題。用語の確認をしっかりしておきましょう。

 

(3)①はP波やS波の速さを求めてから任意の地点を選んで時間を求めていきましょう。

難しいといえる問題ですが、よくある出題パターンなので

全くわからないという場合は地震の単元の演習不足とも言えます。

解きこみましょう!

 

(3)②は①で求めた速さを使って一か所の初期微動継続時間を求めましょう。

残りの地点は「震源までの距離:初期微動継続時間」

比例式をたてて求めていきましょう。

大問7【オームの法則と熱量:中2】

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(1)は器具の使い方。


(2)熱量=電力×時間(秒)の公式に当てはめて計算


(3)は電力=電圧×電流で求めていく。

電源の電圧を任意の数字で置いて考えてみるとわかりやすい問題。

トライプラスで使用していた「ウィニングフィニッシュ」に類題が載っていたので、やりこんでいた人は同様の考え方で解けたと思います。


(4)は大問4(4)と同様に図示をして数値をあてはめながら解くとやりやすくなります。


大問8【せきつい動物の分類:中2】

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全体的に基本問題。

定期テストの勉強をした中2でも十分に全問正解ができる。

(3)に記述問題があるが、よく出題される内容の問題。

大問9【イオン(電気分解):中3】

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特別なひねりやひっかけ箇所もなく問題集をよくやっておけば十分に解いていける問題。


(1)の化学式は確実に得点したいところ。


(2)など各実験において記述で問われるところはほぼ決まっているので、実験上の注意点気体の確かめ方などは、かけるようにしておこう。


(4)では水酸化ナトリウム水溶液の電気分解=水の電気分解ということに気付けるかがポイント。

ひっかけではよく使われるパターンです。