高校生活、その先にあるものと進路選択①@鎌取校

2016年04月13日

こんにちは!
トライプラス鎌取駅前校2号館(高等部)教室長の青木です。

トライプラス鎌取駅前校は2校舎あり、高校2年生以上の生徒は、高等部にて指導を行っています。
大学受験に向けたカリキュラムを作成しており、志望校合格に向けて総合的にサポートしていきます。

春は卒業や入学といった、「進路」がはっきりするイベントが多く、この記事を読んでいる保護者の方や生徒さんも「進路」を意識する時期ではないでしょうか。
トライプラスの「受験アドバイザー」として、進路についてお話ししたいと思います。
千葉県における中学校から高校への進学率は98.6%。(平成27年度、千葉県教育委員会発表)
中学校卒業生のほぼ全員が高校に進学します。
高校は義務教育から外れますが、ほぼ全員が進学していることを考えると、
実質的には「高校に行かなければ希望する進路には進めない」と言っても過言ではないと思います。
実際中学3年生のときには、何の疑いもなく高校進学を考えていた人が多いでしょう。

しかし!

高校卒業後の進路は人により大きく変わります!


千葉県においては…
大学進学 55.5%
専門学校 18.5%
就職   13.5%

となっており、約半数の高校卒業生が大学に進学する割合です。
もちろん、高校のレベルや進学方法、普通科か専門学科か等によって大きく割合は異なりますが、千葉県全体の平均では、このような結果になっています。(平成27年度、千葉県教育委員会発表

トライプラス鎌取駅前校がある、千葉県の第1学区(千葉市)を見てみましょう。


  高校名    大学   短大   専門学校   就職   浪人

県立千葉高校   51%   0%    0%      0%   49%
市立千葉高校   77%     数名     数名     0.3%   22%
幕張総合高校   72%    1.5%     5.6%     1%   20%
千葉南高校    66%   6%     10%      2%    16%
土気高校     37%    12%       36%      9%     6%
千葉工業高校   10%   1%     12%     73%    4%

以上のような結果です。

千葉県内トップの千葉高校の進学率の低さに驚いた方もいらっしゃるかと思います。
これは、自分の満足できる大学に合格できなかった場合に、浪人する生徒が多いからです。
千葉市立千葉高校でも同様の傾向はありますが、県内トップの千葉高校では、目標とする大学のレベルが非常に高いということが原因として挙げられます。

立地的にトライプラス鎌取駅前校やおゆみ野校、ちはら台校に近いのは千葉南高校
多くの生徒が大学進学を目指していますが、短大や専門学校に進む生徒もいます。
土気高校は大学進学と専門学校への進学率が同じくらいですね。
千葉工業高校はさすがの就職率です。工業高校では、工業系の会社に就職する割合が高く、そのための知識や技能を高校で学びます。また今年度、千葉工業高校には大学の工学部への進学を想定した、「理数工学科」が新しく設置されました。今後、大学進学率が増えることが予想されます。

また、この数字に現れていないものがあります。
それは、入試方式」です。

大学入試には様々な方式があります。
大きく分けると、「一般入試」「推薦入試」「センター試験」の3つですが、
各大学や学部によって、その内容は大きく異なります。
「大学進学率」という数値は、これらの入試方式について全部を合計した数値なので、
「大学進学率」だけでは、その高校の正確な実績は分かりません。

(例としては、推薦入試の中にはAO入試という、その生徒の勉強面だけの能力を測るものではない試験があります。)

入試方式については、後のブログ記事の中でご紹介します!


ともかく大事なのは、高校卒業後の進路について、
「友達もみんな大学進学するから…」
「うちの高校はみんな大学には行かないから…」
といった、安易な気持ちで高校卒業後の進路を決めるのではなく、
「自分が進みたいと思う進路を選ぶ」ことです。

それぞれの学校について簡単にご説明します。

◯大学
  大学は、学術的・理論的な学問を学ぶとともに、幅広い教養を身につけるための教育を行う教育機関です。

多くの大学では、1、2年が教養課程、3、4年が専門過程とされていて、それぞれの段階にそって学問を学びます。教養課程では、一般教養や各学部専門の基礎内容を勉強し、専門過程では、各学部専門の内容を研究します。

ここで、「勉強」と「研究」の違いは分かりますか?
「勉強」とは、答えが分かっているものを学ぶことです。
高校までの学習は「勉強」ですね?教科書があり、問題集には必ず答えが付いています。
問題というヒントから、答えというゴールにたどり着けるかを見るのが入試です。
それに対して、「研究」とは、答えが分からないものや存在しないものを追求することです。

大学の専門過程では、ゼミに所属し、テーマにそって研究活動を行います。4年生の最後には、それまでの研究結果を「卒業論文」として文書にまとめ、卒論発表会で発表します。
答えが分かっていないものを研究するので、非常に大変なものですが、
この研究こそが、大学で学ぶ「学問」というものの醍醐味です。

◯専門学校
 専門学校は、「専修学校専門過程」のことで、主に職業教育を行う高等教育機関です。

専門学校は一言で言うと「職業学校」
ある特定の職業に必要な知識技能資格を身につけるための学科・カリキュラムが用意され、卒業後は学んだことを活かした職業に就きます。
専門学校卒業と同時に即戦力として就職するわけです。
そのことから、専門学校は「実習」を非常に重要視しています。
「身体で覚えること」を重視していて、一日でも休んでしまうと、他の学生と比べてかなりの遅れを取ってしまうこともあります。

このように厳しい面もありますが、専門学校には、その職業に関する勉強を十分にできる環境が整っていますので、将来の目標がはっきりと決まっている人にはおすすめです。

◯短期大学
 短期大学は、大学と同じように幅広い教養を身につけるだけでなく、職業や実際の生活に役立つ能力も育成する教育機関です。

読んで字のごとく「短期」「大学」で、短期間のうちに、教養科目と平行して専門科目や実学的な科目を学ぶことになるため、大学よりも学校生活が忙しくなりがちです。また、大学に比べて実習が多く、卒業と同時に即戦力として働ける力を身につけられます。

大学と専門学校のよいところをあわせ持つ短期大学は、短期集中で資格を取得し、卒業と同時にその資格を活かして活躍したいという人にはうってつけの学校かもしれません。


ここまでのところで、高校卒業後の進む学校についてご説明しました。
各学校のことは概要だけでもつかめましたか?

次回以降、より細かい進路選択の決め方について書いていこうと思います。

進路について悩んでいる、何を判断したらいいのか分からない、
という方はぜひトライプラスへお問い合わせください!
もちろんご相談だけでも結構です。
トライプラスとしてお力になれればと思います。


トライプラス鎌取駅前校2号館(高等部)
教室長    青木 崇