2018センター試験分析~英語編~!@おゆみ野・鎌取駅前・ちはら台校

2018年01月23日

センター試験分析① 英語

こんにちは!

大学受験に力を入れている鎌取駅前校高等部の青木です。

 

皆さんご存知の通り、先日の1月13日、14日に大学入試センター試験が実施されました。日本海側は雪で大変だったようですが、千葉県では寒さ以外は安定した天気でしたね!

 

センター試験は、国公立大学の1次試験ですが、近年はほとんどの私立大学でセンター試験の得点をそのまま提出するセンター利用入試が行われています。私立大学を目指す生徒にとっても重要な試験なのです。

 

今回は、来年度以降にセンター試験を受験する生徒のために、本年度のセンター試験の分析とアドバイスを行います!

大問構成

大問、小問の問題構成が昨年までとは傾向が変わりました。


昨年まで、大問2で出題されていた並び替え問題と、大問3で出題されていた会話文読解が融合し、大問2での出題となりました。また、大問4での図表の読み取りの配点が上がっています。

 


大問1

発音・アクセント

14点

大問2

文法・語法の並び替え

47点(昨年は44点)

大問3

空所補充・不要文

33点(昨年は41点)

大問4

長文読解:図表

40点(昨年は35点)

大問5

長文読解:日記

30点

大問6

長文読解:説明文

36点

 大問1 総評

大問1の発音は高校入試でもよく出題されるもので、易しい問題でした。thの発音と、過去形のedの音あり・音なしの問題でしたね。それに対してアクセントはカタカナ英語の紛らわしいものが多く、難しかったと思います。

大問2 総評

大問2は基本的な問題が多く、例年通りでしたが、今年度は「文法」の単元よりも「語法」の単元にあたる問題が多く出題されました。

ただ、ここで言う「基本的」とは、大学受験をする生徒が学ぶべき英語の「基本」というもので、問題自体が簡単という訳ではありません。

 

例えば1問目。

 

Jeff didn’t accept the job offer because of the(    )salary.

cheap

inexpensive

low

weak

 

という問題がありました。

この問題は、

・主文から「ジェフは仕事のオファーを受けなかった。」という訳を作ること

・「because of」の後ろにその理由が書かれていること

・選択肢内の単語と「salary」という単語から、「給料が安いこと」が理由であること

を見抜きます。

その上で、「安い」に該当するものを選ぶのですが、ただの単語の丸暗記では、この問題に答えられません。なぜなら「単語の使い方」、すなわち「語法」が関わってくるからです。

 

cheapは、「安い」という意味ですが、「式典にふさわしくないチープなかばん」という使い方をするように、「安っぽい」「質が低い」という意味を含みます。また、通常は品物の値段に使う言葉です。

inexpensiveは、高いという意味の「expensive」に否定語のinが付いた形で「高くない」という意味です。「(質がいいのに)高くない」という、よい意味を含む単語です。

lowは、「高いー低い」に対応して「highlow」というように、単純に数値の高低を指す言葉です。

weakは、「弱い」という意味の単語です。

 

以上の単語の使い方で、最適なものは③ lowです。

 

この問題とほとんど同様のものが、NextStageという問題集に収録されています。

問題集にも載っている基本的な問題なので、きちんと勉強していれば解けた問題だと思います。

 

英語の文法・語法は絶対に欠かせないものです!しっかり身に付けましょう!

大問3、4、5、6 設問分析

大問3は、不要な文の選択、長い対話文の内容把握が出題されました。

一つ一つの文を正確に読み、かつ論理を追うという問題で、例年よりやや難しかった問題でした。ただ、問題傾向が変わり、配点が低くなっているので、大きなダメージは受けなかったと思います。

 

大問4は、色についてのグラフを含む読解、料理教室のチラシの読解が出題されました。

文章量や単語のレベルは昨年と同様のレベルでしたが、問題傾向が変わり、配点が増えました。

これは、世の中の英語力に対する需要を表していると言えます。

チラシの内容で、割引きを含む参加料の読み取りや、参加可能時間帯からコースを選ぶという問題が出題され、かなり実用的な英語の力を求められています。

世の中では英語の4技能化も求められ、ただの「言語としての英語」から「使える英語」が求められていると言えます。

 

大問5は、問題傾向が変わり、日記形式の文章を読む問題が出題されました。形式は変わったものの、長文読解に必要な要素は変わりなく、難易度は例年通りのものでした。

「自分たちによく似た生物を発見した。身体の上部は丸く、大きな目があり、その下にいくつかの長い腕を持っている。」という文をきちんと読み取れていると、日記の筆者は誰なのかが分かったと思います。

 

大問6は、科学技術の発展に関する説明文が出題されました。

文章のレベルは例年通りで、紛らわしい選択肢がいくつかありました。段落ごとに内容がはっきり分かれ、論理構造が単純だったため、最後の段落内容の問題は易しいものでした。

大問3、4、5、6 総評

今回のセンター試験の読解問題は、単語の難易度が高くなく、読みやすい文章でしたが、文章量は例年通りでした。

 

皆さん、今回のセンター試験での総単語数はおよそどのくらいだと思いますか?

 

答えはなんと約4300語!

 

ちなみに千葉県の公立高校入試は約900語です。

つまり、高校入試の5倍もの文章を読まなければいけないわけです!

 

「文章が読みやすい」とは言っても、この文章量を読んでいくためには、相当な練習量が必要です。500単語程度の英文を毎日欠かさず読んでいくことで、その読解力をつけることができます。

アドバイス

来年の受験生がまず身につけるべきものは、やはり単語です。


センター試験は基本的とは言っても、単語が分からなければまったく歯が立たないと思います。センター試験のレベルであれば、ターゲット1400、システム英単語Basicは完璧にしておきたいところです。


次に文法ですね。文法事項を単元ごとにしっかり身に付けましょう。センター試験の大問2のような問題を見たときに、「何の文法事項を問われているか」がすぐに分かる状態にしましょう。


目標は単語のインプット、文法のインプットを高校3年生の6月までに完成させることです。

単語、文法が身についたら後は長文読解!

上でも触れましたが、センター試験はかなり多くの文量があり、時間も足りません。

長文読解の練習は必要不可欠です。

「高校3年生のときが人生で一番英文を読んだ!」

と言えるくらいたくさん読みましょう!